静))「…だれも瑠璃が起きたとは言ってねぇ」 …え? 静、言わないの? そんなことを思っていると、静と目があった。 静は、《驚かしてやろう》と口パクで言う。 そのいたずらげな顔に、あたしはほほえんでしまった。 春斗))『…そうか、起きた訳じゃないのか。 …じゃあ、なんで病院なんだよ。』 静))「…オマエらの声も聞かせてやんねぇと、瑠璃がかわいそうだからな。」 春斗))『静…。』 静))「…じゃ、はやくしろよ。」 そう言って、静は電話を切った。