───静side
バァン
いやな予感がしたんだ。
瑠璃が、倒れたから。
銃声が、瑠璃の腹からしたとは思わなかった。
どんどん腹から血が出て。
俺の頭んなかは、真っ白になった。
イザヤ))「瑠璃!?おい瑠璃!!
…カフ、救急車!
将吾、なんかタオルとかないか!?
春斗、なにぼーっとしてんだ!!
静も、瑠璃の父さん助けねぇと!!」
イザヤの声で、みんなが動き出す。
だが俺は、その場に立ちすくむことしかできなかった。
その後は、よく覚えていない。
赤いライトがくるくるしながら近づいてきて
瑠璃はその赤よりもっと濃い赤に染まっていて
もうなにがなんだか、わからなかった。


