トイ))「じゃあ、明日。
おまえを、救ってやる。」
「やめて、必要ない。
あたしはそんなの求めていない。」
トイ))「どうしてそこまでかたくなに拒む?」
「必要ないから。」
トイ))「そうじゃないだろ!!」
トイが急に大声を出し、あたしは肩を震わせた。
トイ))「おまえは、守ってほしかったんだろ!?
過去から、マスターから、自分から!!」
ドクン
一瞬、胸が高鳴った。
この高鳴りは、いらない。
「…そんなこと、思ってない。
それじゃあ、あたし次の殺しがあるから。」
そう言って、トイに背を向けた。


