───dollside




ズシャッ





「ひ、ひぃっ!!人殺し!!」





プシュッ





「う、あ…」





ドスッ






無言でナイフを振り下ろす。







あたしはもう、なにも思うことはなかった。











前みたいに、殺しをためらうことも。








殺しを避けることも







殺しを嫌悪することも









殺しが、よくないということも。












なにも、思わなくなった。