しまっ… 静の声に気をとられてた。 あたしの背後から、男がくる。 三人…いけるか。 皆にばれないと良いけど。 「お、マジでキレーじゃん。 じょーちゃん、お名前は?」 うっざ。 カフ))「んだよ…こんなときに、ナンパかよ。」 あっ…皆に、聞こえてる。 「…あれ!?よく見たらコイツ、月狼の姫…」 瞬間、あたしは男三人を気絶させていた。 こっちに向かって走ってくる音が聞こえる。 最悪。 逃げなきゃ。