リン))「これでも、おまえと月狼のやつら引き離してオマエの大切なもん無くせば、マスターがお前に手出しできねーと思ったんだよ。」
そこまで考えてたのか。
でも。
「根本的にひねくれてちゃいみないでしょ。」
リン))「はは、確かに。」
リンも、ほんとは優しい人だったんだ。
マスター…あたしの父親のせいで、狂ってしまっただけ。
「ごめんなさい。」
あんな父親で。
リン))「…睦月カナは悪くない。どうせ、このまま傷が治ったら黙ってマスターんとこ行くんだろ?」
すご、なんでわかったのかな。
リン))「…あのさ、睦月カナがdollになる前に、本当の名前を教えてくんねぇかな?」
あたしの、ホントの名前。
お母さんがつけてくれた、大切な、大切な名前。


