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───…
あ、れ。
ここどこ?
あ、そっか、死んだんだ。
あーでも、体中痛い。
死んだらいたくないとか、嘘じゃん。
これから、閻魔さんとこいくのかな。
絶対地獄行き決定だわ。
あたしは、人いっぱい殺したし。
この手は、汚いんだから。
そもそも、こんな汚れたあたしが、あんな眩しい静のもとにいるなんて、許されなかったんだ。
静、静…!!
「すき、すき…!!」
あたしは、そう言って泣いた。
『睦月…』
え、あたしを呼ぶのは誰?
『睦月、こっちだ。』
聞こえてきたのは、静の声。
見えたのは、光と腕。
あたしは無意識に、その腕をつかんだ。
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───…
「…こ、こ…」
さっきの真っ暗闇とは別に、白い天井が目に入る。
静))「睦月!?め、覚めた…睦月が、おきた…」
静は、心底ほっとした顔をしていた。
けど、あたしは最悪の気分だった。
死ねなかった。
それは、神から生きたままさらに苦しみを味わえ、と言われているようで。
死んで楽になろうなんて、許さない、と。
「なんで、死なせてくれなかったの…?」
あたしは、そんなことを静に問いかけた。


