とはいえ
「うわ、また魔性の女がきたぞ。」
「いい加減、やめて欲しいぜ。」
下っ端が呟く。
これが現状。
まぁ、あたしは気にしないんだけど。
静))「お、きたきた。」
静は無理して下のもんをまとめようとしてるし、このままじゃいつか反乱が起きる。
だから、
「すこし、ここに来るのを控えようと思うんだけど。」
将吾))「はぁ!?」
春斗))「下のもんが言うことを気にしてるのか?」
カフ))「えー、つまんないー。」
イザヤ))「…。」
「でも、そうした方が良いと思うから。」
それじゃ、と言って、倉庫から出ようとする。
「────────…行くな。」


