静))「…なにが目的だ。」 俺は後ろにいる女に、正面を向きながら言った。 「特に求めてないです。しいて言えば、屋上に溜まるのやめてもらえません?」 負けたのに見返りはいらないなんて、屈辱的だな。 春斗))「…静。」 イザヤ))「へーき?」 ハルとイザヤが心配してこちらに来る。 女の指はおろされていた。 静))「…ああ。」 俺は短く返事をする。 静))「…アンタ、なにモンだ。」 低い声で、女に尋ねる。