静))「睦月?おい、大丈夫か?」
春斗))「顔真っ青だぞ。」
あたしは、しばらく動けなかった。
それなのに、冷や汗ばかり出てきて。
トイが、帰ってきた。
その事実が怖かったんじゃない。
トイは、確実に月狼のみんなに目を付けた。
あたしが一緒に笑ってたから。
あたしが皆と一緒にいたから。
あたしのせいだ。
あたしのせいで、皆が──────…
いや
いやだ。
もう、あたしのせいで誰かが傷つくのも、あたしが誰かを傷つけるのもいやなんだ。
「お願いだから…死なないで…ッ!!」
そう言って、静の服をギュッと握り、静にすがった。


