数時間後。
「…て海!?」
きたのは、海だった。
え、どうしよう。
あたし、水着は…
静))「ホレ。おまえの水着だ。」
誰が買ったんだ…これ。
あたしのために、ごめんね。
渡されたのは、白にいろいろな明るい色のドットがついた、可愛い水着だった。
「いや、水着はちょっと。」
静))「なんだよ。恥ずかしいのか?」
フン、と鼻で笑いながら言われる。
うっわ、ムカつくー。
「そんなんじゃない。」
…言って後悔。
あたしって、ガキだ…。
静))「じゃあ向こうの更衣室で着てこいよ。」
「うっ…」
水着の上からパーカー着ればいいか。
見られたら、最悪だ。
アレだけは、絶対に見られたくない。
見られたら、過去を話さなくちゃいけなくなる。
自分で思ったことに震え、それを払うかのように頭を振った。


