「んー…よく分かんないけど、今までこんなにあったかいとこ知らなかったから。
なんか、ポロッと、ね。」
自分でもなにいってるかわかんない。
イザヤ))「オレは…おまえ見てると、昔の自分見てるようで…ムカついたよ。」
「うん。分かってた。」
イザヤ))「なっ…!?」
「なんとなく、イザヤはそういう人だと思った。」
イザヤ))「はは、なんだそりゃ。」
「あ、イザヤ笑った。」
イザヤ))「は、え?あ…ホントだ。」
やっぱり無意識か。
イザヤ))「オレ、たしかに将吾と似てんだ。
身売りしてたのはほぼ同じ。
ただ、家族がいるかいないか。
オレは、生まれてすぐに棄てられた。
施設で育って…独り立ちしたはいいものの、金がなくて身売りで稼いだ。
でも、それで女を気持ち悪いって思うようになって…いつの間にか、嫌悪してた。
だけど、身売りしてたときの快楽は身体から抜けなくて…。
だからオレ、セフレは作ってるけど恋人は作らないんだ。」
「…無理してはなさなくてもよかったのに。」
イザヤ))「いや、無理したワケじゃない。…と、思う。
別に、口からこぼれた独り言だから。
気にすんな。」
「じゃあこれも、あたしの口からこぼれた独り言なんだけどね。」
イザヤ))「なんだよ。」


