素直じゃないけど




「あ、切れた」


「横取りばっかりしてるからだよ」


私は藤田君を横目にさらに数を稼ぐ。


「ちっ、まだ三個だったのに」


「えへへっ♪じゃあ私の勝ちだね」


まだ切れてはいないけど既に七個とっている。


「はぁ?お前いつの間にそんな取ってたんだよ」


ひひひひ、私を見くびってるから



「まぁ、さすがに営業妨害だから
これお返しします。」


と、店番の三年生に言ってから


「その代わり藤田君一個ちょーだい?」

と言うと


「ふっ…お前らしいな」


ドキッ


またその笑顔……


「どーぞ」



「あ、ありがとう」