素直じゃないけど




うーん……


ふ、二人だけって考えると何だか息苦しい……


こんなことになるならもっと早くに休んでたら良かった。



だって、紗季の好きな人って…



あんなこと聞いちゃったのに…



「…大丈夫か?ボーッとしてるけど」



「へ?あ、うん…」



考え込んでた時にいきなり声を掛けられてびっくりしてしまった。



「今日は部活は休めよ?とりあえず熱、測っとけ」



藤田君が取り出したのは体温計。



「ありがと…でも、よく体温計のある場所分かったね。」


保健の先生もいないのに。



「あー、1年の時は結構保健室でサボる事が多かったから、もうさすがに覚えた。」



「ふふっ、なにそれ。」