お母さん…


『あぁ、うん
…おかえり』

悠ちゃんはお母さんにも
そっけない挨拶で

自分の部屋に戻っていった



『ねぇ、お母さん…』

『どうしたの?倖。』


悠ちゃん…留学、するの?

聞きたい言葉が
ちゃんと言えないうちに



私の頬に雫が零れ落ちた