ふたりのガーディアン

大嫌いになっていた桜。


もう一生見れないかと思っていた桜を、優月とこうして見られる喜びに、俺は胸が震えていた。


二人の思い出の桜が、悲しいものになっていただけに、桜のある場所からスタートしたかった。


桜の木の下から、優月と始めたかったんだ。


自分を犠牲にして、俺の将来を守ってくれた優月。


今度は俺が、優月を一生守ってあげる。


今まで寂しい思いをさせた分、イヤっていうほど愛してあげる。


優月を愛してる。


俺の全てで、お前だけを愛していくから。


だから一生俺のそばにいてね。





俺と優月を繋いでくれた、『Moment』という1冊の写真集。




その写真集の彼女の編集後記には、次のように書かれている。