ふたりのガーディアン

「なぁ、優月。

今夜は俺と一緒にさっきのホテルに泊まってね」


「え…?」


「そのために無理言って、ダブルの部屋取ってもらったんだからー」


えー!


あんな広い部屋を取ってたのって、そういうことだったの?


「優月のお陰で今の俺があるんだって、イチャさんが言ってた。

だから、もうとことん愛し合っていいわよってお許しもらったんだ。

ーというわけで、今夜は朝まで寝かせないからな」


蒼甫君が、フフッと怪しげな目で笑う。


「ちょっ、やだ。何言ってるの?」


イチャさんってば、一体何の許可してんだか!


「顔真っ赤にして、可愛いっ」


「だって、は、恥ずかしい」


思わず両手で頬を押さえた。


「あ~早く夜にならないかな~。なんなら今すぐ帰ってしてもいいんだけど~」


「よ、夜でいいです…」


「お~っ?ヤル気満々じゃん。

優月もエロくなったもんだなー」


「もうっ。からかうのやめてよー」


「やっぱ楽し~。優月からかうのは」


ケラケラと笑う蒼甫君。


「もうっ、何それ!」


あれ~?


さっきまでの甘い雰囲気はどこへ行っちゃったんだろう?