ふたりのガーディアン

「やっと手を繋げたね」


「うん…」


「もう、このままにしておこうか」


「うん…。もう離すことはないよね…」


「なぁ…」


「ん…?」


「俺らも、そうだよね?」


「え…?」


「もう、離れないよな?」


「蒼甫君…」


蒼甫君はそう言うと両手を伸ばして、私の手をそっと包みこむように取った。


桜の花びらが降り注ぐ中、真っ直ぐな瞳で見つめられる。


湖から吹く風が、サラサラの蒼甫君の茶色の髪を揺らす。


その姿があまりに美しくて、私は涙が出そうになっていた。