「ね、ねぇ……どうなるの私達。

こんなんだったら私達みんな死んじゃうよ……っ」


「詩織っ……」


詩織ちゃんまでも死んでしまった。


もし、あの時私が詩織ちゃんをグループに呼んであげてたら

仕方のないことなんだって慰めてあげれていたら


こんなことにならなかったかもしれない。

それなのに……、


私は、何もしなかった。

自分がもし、同じ目に合ったらきっと同じことをしたと思うのに。

何も言ってあげられなかった。


横たわっている3人を茫然と見ているクラスメイト

そしてまた、


あの男が現れた。