だから、何も思わない。 何も感じない。 そのくせ、死をというものを知った気になる。 そんな風に思っているからこそ、毎日流れている死のニュースを 笑いながら聞くことができるのだ。 さて、これに対して政府はとんな対策を出してくるのだろうか。 この結果から 想像もしていない対策が生まれたのは その3ヶ月後だったー。 政府関係者からシステムが完成したとの連絡があり 私と、博士はすぐに指定されたところへ向かった。 『政府秘密室』 この部屋は許可を得た人以外は入れない。