「俺はさ、啓祐に嫌われてるか?」 西くんはしっかりとした人だ。 あまり話したことはないから性格は分からないけど いつも落ち着いて冷静な判断をする人だった。 その質問に対して、やっと啓祐くんが口を開いた。 「いや、嫌いじゃねぇよ。」 「お、おい!待てよ……! じゃあ俺を殺すって言うのか?」 その言葉に焦った佐渡君が話しかける。 「いや、俺はお前の事だって嫌いじゃない……」 やっぱり啓祐くんはそういう人だった。 誰のことも嫌いじゃない。 だから周りに好かれるんだと思う。