「きゃあ!!嫌だっ……!」
「お、おい……本当に死んだのか」
ざわざわとみんなの焦る声が響きだすと
プシューと音を立てて、イスの拘束が解放された。
センタク者である谷山くんと佐藤くんは立ち上がるけれど
ゴンー!
拘束を解かれた竹中くんだけは、うつぶせになって床に倒れていた。
「ねぇ!!嫌だよ……!竹中くんが……」
そう言って私にぎゅっとしがみつくのは親友の香織ちゃんだ。
「死んでねぇよ、たぶんちょっと強い電流で気を失ってるだけだって」
「じゃあ確かめてこいよ」
誰かがそう言って立ち上がったのは、藤田啓祐くんだった。


