「な、なんでだよ!守! 俺とお前ずっと一緒にいたじゃんかよ!」 ギシギシとイスの上で暴れ出し、必死にそう言う竹中くんに 「お前、俺の指定校の枠とったろ」 谷山くんは冷たく言い返した。 指定校の枠。 学年で学校の成績が良い人が筆記試験無しで大学に入れる制度だ。 「1枠しかなかったのに、それをお前が取ったんだ」 だけど、私は疑問に思った。 だって竹中くんは指定校で行けるほど学校の成績が良くないはず、 それに比べて谷山くんはクラスで2番目に頭が良くて…… それなのに取ったなんて