周りを見渡しても、 色んな性格の人がいるなあと事を感じることはもうないんだ。 そんな感傷に浸っていると 男は言った。 「君たちは今までよく、貢献してくれた。 キミたちのお陰で視聴率はアップし 死について、理解する言葉がたくさん送られてきている」 そんな言葉、今は聞きたくなかった。 私達を犠牲にしたくせに。 「これからも、引き続き頑張ってくれたまえ」 政府は本当に無責任だ。 いや、無責任というよりはどっちが重要であるかを比べた結果だろう。