直接関わりのないことでもいい。


少しでも明るい話しをしていかなくちゃ心が病んでいまう。


そんな中でも

容赦なくまたあの時間はやってきた。


「ゲームヲカイシシマス」


私達は教室の床に座って、動くことなく画面だけを見つめる。

2回目に当たることは十分ある。


いや、最後の一人になるまで終らないということは

必ずもう一度当たることは確かだ。


グルグルと回る画面をぼーっと見ていると、

画面はバッと音をたてて

名前を表示した。