「おい、ナイフここに持ち込んだのお前だろ!」
「はぁ?ふざけんなよ
そうやって騒いでるやつが持ち込んだんじゃねぇの?」
男が最後に言った
『このゲームは最後の一人になるまで終わらない』
その言葉のせいで、私達は自分以外の人物に
疑いの目を向けるようになった。
自分以外が信用できなくなって、周りを敵だと思うようになる。
それは当たり前のことなのかもしれない。
だって、
”1人になるまで終わらない”
誰しもが死にたくないと思うのだから
早く人数を減らさなきゃ
早く自分以外の人を殺さなきゃ
そうやって思ってしまうんだ。