「鈴木美和、石田菜穂、小城吉子。

以上3人の死亡を確認回収を行う」


希望が見えた気がした。


だけどそんなのは、希望といえるものじゃなくて

ただ単に絶望の中に少し明るいものを見つけただけだった。


終わらない、このゲームを続ける限り。


一気に3人がいなくなってしまったことで

私たちの心は、さらに恐怖に支配された。

人がいれば、まだ抑えておける負の感情も

もう支えが少なすぎて限界だった。


そして、そんな中

私たちはさらに恐怖のどん底に落とされる。