だけど、小城さんがどちらかを選ぶとしたら 不利な方がいる。 それはどう考えても、菜穂ちゃんの方だった。 「邪魔だよ、ブタ子」 少し太っている小城さんは、みんなからブタ子と呼ばれていて 根も暗いことからいじめにあっていた。 「きもいんだよ、ブタ子」 「どっかいけ」 そのいじめを進んでやっていたのが菜穂ちゃんだった。 「ちょっと汚いんだけど~ 私のプリント触らないでくれなぁい?」