願うような気持ちでセンタク者の小城さんを見たとき

少し、笑っているような表情を浮かべた。


ゾクっー


なんで今、笑ってるの?


「シテイバショにイドウシテクダサイ」

私が疑問を持つと同時に機械はそうやって促して

いつものようにイスに座る3人を拘束する。


「センタク者ハ、今カラ1ジカンイナイにボタンをオシテクダサイ」


そしてまた、ゲームは始まった。