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日差しの明るい湖に、1人の男が足を踏み入れた。
手には白薔薇と黒薔薇の花束。



「白音、黒夜………」


金色の瞳。
幼い少年の姿だった。

そうマハブリード王。



「あれから、神帝が襲われてから、
一ヶ月くらいになる。

あっという間だったよ。

反乱を起こしたもの達は、解散した。
二人が何かしてくれたのだろう?

あの日、星のように降り注いだ白き力と黒き力。

この世界の約七割が魔法の力を失った。
驚いたよ。

反乱を起こした者達は、降り注ぐ星に心を打たれたんだね。



泣いてたよ。