「ふぅー。こんなもんかな?」

一通り掃除をやり終えると、お腹が空いてきた。そろそろご飯かな。


自分の部屋の前に行くと、後ろから階段を上る音がした。ギルが帰ってきたのだろうか。

そう思い振り返るとそこにいたのは数週間前にギルと喧嘩をしていた人。

不運にも目が合ってしまった。

「「……」」

怖くて逸らそうにも逸らせない。

今逸らしたら確実に私の首吹っ飛びますね。