吸血鬼に誘拐された場合。

気まずい空気の中、怖いお兄さんが口を開く。


「…お前もとうとう人間を連れ込むまで落ちこぼれたのか。…ハッ」


お兄さんはギルのことを鼻で笑いながら言った。


「…るっせーよ。てめぇにかんけぇねぇよ。それに落ちこぼれてねぇよ、クソライル」


ぎ、ギルさんも怒ってる…!


「…あぁ、俺には関係ない。ただ、想像通りのクズだっただけだ。…クソピエロ」


「なんだとっ!?」


まずい!このままだとギルの手が出てしまう!


「あの!」

「あ゛?」「…?」



「そろそろ戻らNIGHT☆止めNIGHT☆(テヘッ」