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二人に沈黙が訪れる。




海<ハヤテ>




ハヤテ<海>




海<ハヤテ>





ハヤテ<海>




<<―――――――――――――――>>





海<オレら、何してるんだよ――――――!>




ハヤテ<確かに>





海<眠れなかったんだよ>





ハヤテ<俺も>





海<悪夢だった。あまり覚えてないけど>





ハヤテ<俺も>





海<ただひとつ覚えてる>





ハヤテ<何?>





海<鎖>





ハヤテ<―――――――――!>





海<暗闇の中に、鎖があった>




ハヤテ<鎖。俺もだ>




海<同じ悪夢を?>




ハヤテ<未来?終焉?わからないな>





ハヤテは呟いた。





ハヤテは歩き出す、



海<ハヤテ>




ハヤテ<疲れた。眠る。行こう>




海<そうだな>





二人は歩き出す。