リン<プレゼント、中身を>


海は紙袋を開けた。



なかには、青いペンダントがあった。




海<綺麗―――――――――!>





リン<海くんが好きな青にしたんだ。ペンダント>





海<ありがとー!大切にする!>





リン<海くん――――――>





斗真<水沢くんには、ケーキです>





海<ありがとー!>





海は無邪気に笑った。





ハヤテ<賑やかだな>






ハヤテは呟いた。







みんなで騒いでいる間に、




鈴花は思った。





リン<わたし――――――!>




脳裏に思うは水沢海。




リン<わたし――――――――――――>





海くんが好きなんだ―――――――――!