健斗<ハヤテは人間じゃない。人間の姿をした――――――――――――伝説獣だよ>




健斗はそう言った。




海<は―――――――――?>





海はすぐに、それを理解できなかった。





リン<―――――――――>





サラ<リンちゃんはハヤテの正体――――――>






リン<本格的に知ったのは、今だよ>






麗<では、知っていたのですか?>






リン<――――――――――――>






サラ<肯定、か>







海<冗談――――――だろ?>






海は眠っているハヤテを見て呟いた。







健斗<僕も――――――そう思ったよ>







玲<健斗さん――――――>






健斗<でも、ハヤテが―――教えてくれたんだ!>





エリ<健ちゃん――――――!>