ハヤテは器用に包帯を巻く。




ハヤテ<ん、完成だ>






海<ありがとー!ハヤテって、器用だよな!>





ハヤテ<――――――――――――>







海<何してんの?>







ハヤテ<それは俺の台詞。俺は少し一人になってた>







海<意外だよなー!桐生院にこんな落ち着いた所があるなんて!>







ハヤテ<―――――――――――――――?お前、まさか迷ってきたのか?>







海<そうだよ!それで転んで――――――>






ハヤテ<無理するなよ>






海<ごめん、ごめん。あ、桐花からメールだ>






ハヤテ<何かあったのか?>







海<違うよ。そんなサラみたいなこと言うなって>