「こんにちは。」


「…こんにちは。」


声をかけたら、目を見開いて驚かれてしまった。


あ…、あいさつこんにちはじゃ変だった?


でも、少し間があったけど、あいさつを返してくれた。


ちょっとホッとする。


そして、その場を後にしようとすると、


「ねぇ、キミ、RIRIKAだよね?」


「っはい!そうですけど…。」


「よかった。キミに会いに来たんだ」


え…?どういうこと?


「え…っと…。」


「社長から聞いてない?あっ、僕のこと分かるよね?」


「もちろんです!でも、社長からの話なんて…何のことだかさっぱり」