『指輪…』 それは、白い花がリングにたくさん 飾られた指輪だった。 どこかで見たような記憶がある。 記憶を辿っていくと、後もう少し、 ほんの少しで思い出せそうなのに、 記憶の尻尾は逃げて行く。 掴みかけて、また逃げて… 繰り返すほど、気が遠くなっていく…