あたしの隣で遼君が進行した。 「では、クリスマスパーティーを始めます。司会の佐野君、よろしく。」 そういうと、あたしの向かいぐらいに座っている佐野君が立ち上がり、 小さいメモ帳を持って言った。 「はい。まずは、 仮装です。皆さん、これから渡される クジを引いて、仮装するものを 決めてください。」 佐野君が手をパンッと叩くと、 緒方先生が茶色の丸い穴があいた 箱をみんなに回した。