「やっときたね。リヒト!」

「なにやってたの。リヒト。」

何故かその部屋からは男女の声が聞こえた。

アニスははっと驚いた。

「悪い。ラタ、ケイ。」

リヒトはあっさりあやまる。

ーラタ?ケイ?誰それ??もしかして仲間って、この人達??ー

「ところでリヒトと一緒に入って来た女子生徒って誰。」

「まさか侵入者??」

「ラタ、ケイ紹介する。新しい仲間、アニスだ。」

「「「新しい仲間???????」」」
 
三人は声をはもらせた。

「おい。リヒト私は聞いてないぞ!仲間を紹介するとは言われたけれど、仲間になると入ってない!勝手に物事を進めるな!」

アニスは怒った口調でリヒトを注意した。

だけど、リヒトは聞く耳をもたなかった。

「そうだ。ラタ達を紹介してないな!この女の方がラタで、ラタの隣にいる男子生徒がケイ。」

「アニスだっけ。。よろしくね!」

「アニスちゃん。よろしく。僕はケイ。」

ふたりはにっこりわらった。

「よろしくな。ってリヒト!仲間に入ると入ってないぞ!先ず何のくくりなんだ。この仲間は。
そしてなんなんだココは!私は何も聞いてないし分らない!しっかりせつめいしろ!」

アニスはリヒトに大声で言った。