そのまま陸との距離がだんだんと縮まっていく。
・・・もしかして・・・キス・・・?
「や・・・っ!」
そう思ったら無意識に顔を背けて抵抗してた。
どうしてだろう。陸を好きになろうって・・・そう思ったはずなのに。
裕也君との思い出の方が・・・この場所での裕也君とのキスの記憶の方が強すぎたの?
どんどん涙が溢れてきて、目の前の陸の顔ですらぼやけてきた。
「あ・・・っごめん・・・ね・・・っ。」
「いや、俺も突然・・・悪かった。」
ぼやけて見えないけどすごく寂しそうな顔してる気がした。
・・・ごめんね、私がそんな寂しそうな顔にしてるんだよね。
陸はそんな私に頭に手でポンッと一回軽く叩いて、
「少し寒くなってきたし、帰ろうか。」
って言ってくれた。陸の優しさが、今は寂しく感じた。
でも、私が感じてる以上に陸のが寂しいよね・・・辛いよね。
ごめんね。ごめんね。
私は心の中で何度も謝ることしか出来なかった。
・・・もしかして・・・キス・・・?
「や・・・っ!」
そう思ったら無意識に顔を背けて抵抗してた。
どうしてだろう。陸を好きになろうって・・・そう思ったはずなのに。
裕也君との思い出の方が・・・この場所での裕也君とのキスの記憶の方が強すぎたの?
どんどん涙が溢れてきて、目の前の陸の顔ですらぼやけてきた。
「あ・・・っごめん・・・ね・・・っ。」
「いや、俺も突然・・・悪かった。」
ぼやけて見えないけどすごく寂しそうな顔してる気がした。
・・・ごめんね、私がそんな寂しそうな顔にしてるんだよね。
陸はそんな私に頭に手でポンッと一回軽く叩いて、
「少し寒くなってきたし、帰ろうか。」
って言ってくれた。陸の優しさが、今は寂しく感じた。
でも、私が感じてる以上に陸のが寂しいよね・・・辛いよね。
ごめんね。ごめんね。
私は心の中で何度も謝ることしか出来なかった。

