ル「こちらが、姫様が居られる
お部屋でございます・・・」

コンコンッ・・・

ル「私だ・・・入るぞ」

コツコツ・・・

ル「今日は王と女王も来られておる・・・」

?「これはこれは申し遅れました
ドクターのクリスと申します」

王「おぉ、君が・・・」

ル「それで、容態はどうだ?」

ク「はい、もうそろそろかと・・・」

女「レイ・・・」

ピキッ・・・

ル「なんだ・・・この音は」

ク「姫様を包んでいた氷が割れ始めました」

パリーンッ・・・

氷はガラスが割れたような音で瞬く間に
割れて行き・・・姫様は

レ「んっ・・・」

王「レイ!!!」

レ「パパ?」

女「レイちゃん・・・・!!」

レ「ママ?」

ギュッ・・・

女「こんなに冷たくなって・・・」

ル「姫様はまだ安静にしてなければならないようだな」

ク「だいぶ、体力も体温も落ちておりますので・・・」

王「いつごろ、良くなる?」

ク「それは、まだ分かりませんが」

ル「とりあえず、姫様の部屋へ
運ぼう・・・このままベットを
移動するか・・・」

ク「なら、運びましょう」

ル「王さま・・・少々どいてくれませんか?」

王「おぉ、これはすまない;;」

ル「でゎ・・・」

ク「姫・・・大丈夫ですからね」

キィッ・・・

バタンッ・・・