「相澤、大丈夫?」 髪を掻き分けて今野があたしの頬に触れる。 「だから大丈夫だよ。ありがとう……。」 「もう樹たち交代に来てる。外出よ?」 「……うん……。」 外に出ると、眩しい光の中、今野の顔がはっきり見えた。 意外にも心配そうな顔をしていて、ちょっぴり嬉しかった。 「昨日行けなかった1年生のクラスとか行ってみたい。」 「そだな。」 今野は一言そう答えると、貞子の手をとった。