【完】ハムちゃんが恋したキケンなヤンキー君。





その後、緒方くんはなにごともなかったかのように帰ってきた。


特になんの話をするわけでもなかったけど、緒方くんを見ると、変な気持ちになる。




また風邪でもひいたのかな?

なんて思いながら、授業が終わって、



あっという間に放課後がやってきた。





そうです。


身体測定という、最悪なお時間です。







「ハム子、保健室行くぞ」



後ろの席から、緒方くんに急に話しかけられた。




「えっ!?もう行くの!?」



牛乳効果、まだきいてないと思う!!


だって、まだお昼休みから、2時間くらいしか経ってないもん!