「そうよね。緒方があの人以外に、こんな興味示すなんて…」
環ちゃんの言葉に、首をかしげる。
「あの人……?」
「ううん。なんでもない。
それよりキミ子、なんでお弁当忘れたの?」
話変えられちゃった。
あんまり話したくないことなのかな?
「あっ。それは、緒方くんのこと考えてると…眠れなくて…」
ずっと胸がドキドキして……。
うーん。なんでなんだろう。
「えっ!?緒方のこと考えてて、寝不足!?大丈夫?」
嬉しそうにニヤニヤした顔をしてるジャック……じゃなくて、吉田くん。
なんだろう?
この意味ありげな顔は。
「うん。いつも10時には眠るんだけど……昨日は11時だった」
おかげで、本当に今日は眠たい!
「……はは。高校生にしては、十分な睡眠時間だよね♪
ていうか、寝たんだ」
笑顔な吉田くんに、ツッコまれた気がするけど、気にしないでおこう。


