「私は……このままでいいです」 「おい、また敬語になってんぞ」 ハッ!! 本当だ!! 「ごっ…ごめん!」 「まぁ、長いのも好きだけど…… ハム子のこの髪も、ちょこちょこしてて好きだ」 ニカッと無邪気に笑う緒方くんに、ドキッとしてしまう。 「……えと」 声がうまくでない。 「あー。腹減った」 …………。 うん、もう前を向こう。 そして私は、胸のドキドキをあまり気にしないことにして、先生の話を聞くことにした。