「えっ?」
隣にいる緒方くんは、ふくれっ面。
どうしたんだろ……?
もしかして私、緒方くんの気に障ることをしでかした!?
「やっと俺に笑ってくれたかと思ったら……。
なんだよ、お前は猫だけに会いたいのかよ」
…………へっ?
「あの、緒方くん……?」
「つーかっ!!」
緒方くんのいきなりの大声に、肩がビクッとなった。
「はっ!!はいっ!!?」
「なんでそんなビクビクすんだよ!?
しかも、敬語とかやめろよな!」
「あっ!ごめんなさいっ!!
私、これクセで……!!
怖い人には、つい敬語になっちゃって…って、はっ!!」
なに面と向かって緒方くんに、怖い人とか言ってるの!?
私!!


