「今度は俺の用だ。俺んち行くぞ」
……は?
今、なんとおっしゃられましたか??
「ちょっ!!無理です!!
私の家はもう、すぐそこなんです!!」
そう言って、このお店から見える住宅街の方を指差した。
強制的に私の腕を引っ張る緒方くんに、抵抗しようと試みる。
が、
「あ? んなの知らねーよ。
それ貸せ。んで、早く来い」
そんな言葉を捨てるようにはくと、
私の持っていた袋に入ったヒマワリの種を持ってくれた。
そしてあいてる方の手で、ギュッと私の手を握ってきた。
「えっ!?本当に行くんですか!?」
せっかくこっちの方まで帰ってきたのに、また反対の方向!
「なにビクビクしてんだよ。俺んちに用があんだよ」
「私はありませんっ!」
「俺があんだよ!」
そんな言い合いをしながら、言うまでもなく強制連行されました。


