【完】ハムちゃんが恋したキケンなヤンキー君。





意味分かんねぇ。



なんで翼とハム子が一緒にいるんだよ。



ハム子は先に帰ったはずだろ?



イライラと妙な胸騒ぎが、俺を襲う。



翼の口調から、なんだかよくわかんねぇけど嫌な予感しかしないんだ。



「くそっ!!」



俺はムシャクシャする中、走って翼が言ってた場所へ向かった。



場所はハム子の帰り道にある、寄り道のルートの先。


でも、こんなところに来るヤツなんていないだろ。


なんもない、こんな暗い場所…。




ゆっくりとドアを開ける。



──キィィ。



「…………」



そこにはうつむいてるハム子と、こちらを見てきた翼がいた。



「やっと来たか」



「…どういことだよ?なんでこんなとこにいるんだよ?」



俺はすぐにハム子のもとへと行く。



「….………」



顔を上げないハム子。