あっ。
もしかして、私の持ってるイチゴアイスのこと!?
なんだぁ。
翼くんは、イチゴアイスが食べたかったんだね!
確かに、さっきから顔赤いし、今日はホントに暑いもんね!
「は?ふざけんなよテメェ」
って、なんで緒方くんキレてるの!?
「ふざけて言えたら良かったんだけどな」
翼くんも、なんで緒方くんの気に障るような言い方するの!?
アイスごときで本気になりすぎっ!!
「ちょっ……ちょっとふたりとも!!そんなにこのアイス食べたかったなら、早く言ってよ!!」
私は険悪なふたりの間に割って入った。
そして、イチゴアイスを差し出す。
「ケンカしないで?これ、半分こして食べて?」
「「…………」」
えっ?
なんでふたりとも無言?
私の頭、さっきからハテナがいっぱい。


